サイズや貼り付け位置の目安

こんにちは！代表の高木です。
僕自身、もう20年以上ガラス業界におりまして、これまで数々のお客様のお宅へ訪問し、様々なサイズや形の鏡を施工させて頂きました。

お打合せの際に、多くのお客様から「玄関に鏡を貼りたいけど、どこがいいかなー？？」とか「サイズはどれくらいが良いかな？」など、様々なご質問を頂きました。

玄関姿見の設置を考えておられるお客様の参考になる様にこのページを作成しましたので、是非、お客様の素敵な玄関をドレスアップする際にお役立て下さい。

玄関の天井によく設置されている照明（トップライト）ですが、これは玄関のど真ん中についている事が多いです。

その場合は、そのトップライトを鏡のセンターにくるように貼り付けすると、スポットライトのような感じになりとてもバランス良く且つライトアップ効果もあって素敵な空間になるのでオススメです！

最近のマンション、戸建ては玄関の靴を置いておく部分の床が大理石調のタイルやオシャレなタイルになっている事よくあります。その場合は、タイルとタイルの間（目地）に沿って鏡を立ち上げるとラインが通ってスッキリ綺麗に見えます！

僕が現場調査にお伺いした現場のタイルの8割は40cm角になっていたので、鏡の幅を決める際はタイル一枚分の40cmだったり、「広く見せたい」とおっしゃるお客様に対してはタイル２枚分の80cmをご提案する事も多くあります！

マンションの場合は鏡の高さを決める際に玄関から室内を見て周りにある対象物は部屋の扉になることが多いです。最近のマンションの室内ドアは天井いっぱいまでドア枠が伸びている事が多いので、鏡も天井いっぱいまでつければ上部のラインが揃って綺麗です。

来客のお客様が玄関ドアを開けた時、違和感なく玄関姿見が空間に馴染むので特注の鏡だと言う事が一目でわかります。

逆に、室内ドアが天井まで伸びているのに鏡だけ180cmで高さを止めるとなんとなく違和感を感じてしまう可能性が高いです。

鏡の高さを決める目安として考えて頂きたいのは「対象となるドアの高さ」です。特に戸建て住宅の玄関はその他の対象物がない事があり、その際は玄関ドアの上部に合わせて鏡の高さを決め、頭のラインを合わせます！

この場合、家の中から見たら鏡と玄関ドアの上部が揃っている事に気づきますが、家に入ってきた時はなかなか気付きにくいので、来客時のインパクトは少ないですね。

マンションの場合は、玄関・廊下の天井高は205cm前後がほとんどで、室内ドアが天井一杯まで来ている事が多い為、鏡も天井一杯まで伸ばすケースが大半ですが、戸建て住宅の場合は玄関の天井が高いので、玄関ドアの上部に合わせる方が多くいます！

戸建て、マンションに関わらず、玄関の壁に門灯や玄関照明のスイッチが設置されている事は珍しくありません。

その際、スイッチにくっつくように鏡を貼ると圧迫感が出てしまい、バランスも良くないです。

大きな鏡を貼る時も、細い鏡を貼る時も、スイッチからは一定の距離を空け、余白を作る事をお勧めします。

デザインとは余白とラインで決まると言っても過言ではありません。

玄関姿見を設置する目的で「玄関を広く見せたい」事が最優先であれば、出来る限り壁いっぱいの鏡をお勧めします。

大きな鏡が貼ってあれば、たとえ狭い玄関でも2倍以上の大きさに見えてしまうから不思議なものです！